\\LINEモバイルが新規募集が3月31日で終了//
LINEモバイル代わりにLINEMOがサービス開始!
LINEが使い放題でデータ容量20GBが2728円は激安。
本日のテーマはこちらについて。
『LINEモバイルとエキサイトモバイルを比較』
月々のスマホ代金を節約するなら、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのは定番の節約術ですね。
一言で『格安SIM』といっても特徴も料金もバラバラで、自分に合うサービスを探すのは結構たいへん。
そこで今回は、
シンプルでわかりやすく初心者にもやさしい格安SIM『LINEモバイル』と
幅広いプランで自分に合うプランが見つかる格安SIM『エキサイトモバイル』をご紹介。
プラン料金や特徴の違いを徹底比較してどんな人におすすめできる格安SIMなのかまとめました。
LINEモバイルとエキサイトモバイル|LINEモバイルの4つの特徴
最初にご紹介していくのは各格安SIMの特徴についてです。
まずは『LINEモバイル』の特徴をご紹介しますね。
LINEモバイルは、コミュニケーションツールとして毎日活用している方も多い『LINE』が提供している格安SIMです。
身近なサービスが提供している格安SIMなので、目にする機会も多いのではないでしょうか。
そんなLINEモバイルの特徴はこちらの4つです。
- 『ドコモ』『au』『ソフトバンク』の通信回線に対応
- 『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』がデータフリー
- フィルタリングアプリが無料で使える
- LINEとの連携で便利に使える
あらゆる格安SIMの中でも目立った特徴となるのがこちらの4つの特徴です。
概要や詳細を簡単に解説していきますね。
『ドコモ』『au』『ソフトバンク』の通信回線に対応
LINEモバイルが対応しているのは『ドコモ』『au』『ソフトバンク』の通信回線です。
格安SIMの回線を選ぶときには、
- 今のスマホのまま使いたいから ※SIMロック解除をすれば他キャリア回線でも使用できることもあります
- 活動エリアでの電波が入りやすいから
- 長く使い続けてるから
などの理由で選ぶ方が多いかと思います。
そんな時、LINEモバイルなら対応キャリアを理由に格安SIMを諦める必要がないので、
シンプルにプランや特典などを検討して気に入るかどうか判断すればOK!
LINEモバイルはキャリアによるプランや料金の違いがほとんど無い※ため、どのキャリアを選んでも損した気分にはならないはず。
※回線が対応している機能の差により、通話オプション(使える機能)に関して多少の違いがあります
また、LINEモバイル内での回線変更にも対応しています。
回線に不満を感じた場合には他社への乗り換えをしなくてもLINEモバイル内で回線変更してしまえば、
余計なMNP転出手続きや解約手続き、新しい格安SIMでの契約手続きなど煩わしいことは必要ありません。
『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』がデータフリー
LINEモバイルでは『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』がデータフリーとして、通信量を消費せずに高速通信で使い放題になります。
全プランでデータフリー対象になっているのは『LINE』ですが、
追加契約で『データフリーオプション』をつければ、データフリー対象のサービスを増やすことも可能ですよ!
- SNSデータフリー 月額280円…Twitter、Facebookがデータフリー
- SNS音楽データフリー 月額480円…Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWAがデータフリー
LINEモバイルでデータフリー対象になっているのはどれも『毎日のように使うサービス』ばかりですよね。
いわゆる『ヘビーユーザー』も多く、普段の使い方によっては大幅な通信量の節約になる方もいるのではないでしょうか。
データフリーのメリットは通信量の節約だけでなく『使い放題』というところにもあります。
通信制限中も高速通信が使い放題なので、通信量を使い切ってしまってもデータフリー対象サービスはいつもの高速通信のまま。
月末など通信量がピンチでもLINEやSNSのために追加データを購入しなくても済みますね!
データフリーを『保険』として活用するのもLINEモバイルならではの使い方です。
フィルタリングアプリが無料で使える
LINEモバイルユーザーはフィルタリングアプリ『i-フィルター』が誰でも無料で利用できます。
フィルタリングアプリは18歳未満がスマホを持つ際に義務付けられているため、お子様用のスマホを契約するなら必須です。
他社格安SIMの多くでは有料オプションとして提供されていることが多く、
お子様用に格安SIM…と思っても『プラン料金+フィルタリングオプション』の価格となり『思ったより安くない』と感じることも。
LINEモバイルならプラン料金だけでお子様にスマホが持たせられるので、フィルタリングアプリ用の出費は必要ありません。
ちなみに『i-フィルター』はエキサイトモバイルでも提供されている有料オプション(月額360円)で、
優秀なのに操作が簡単なのでスマホの操作が苦手な親御さんでも手軽に設定できますよ。
利用者(お子様)の年齢に合わせておすすめの設定を提案してくれるため、どんな設定をすればいいのかわからない方でも安心です。
i-フィルターは『子ども』だけでなく『成人』『シニア』といったスマホを使う様々な年齢層に対応しています。
LINEとの連携で便利に使える
『LINE』が提供しているLINEモバイルは、LINEとの連携で便利に使える機能がたくさんあります。
LINEとの連携でできることを簡単にまとめてみました。
- 年齢認証
- LINE IDでの検索
- オープンチャット『トークルーム』の検索
- オープンチャット『承認が必要なトークルーム』の作成・参加
- LINEトークでのデータ残量確認
- LINE友だちへのデータプレゼント ※LINEモバイルユーザー同士のみ
- LINEトークでのヘルプ検索
- LINEトークでのオペレーター問い合わせ
- キャンペーン特典によるLINEポイント・LINE Pay残高の受け取り ※契約者のみ
- マイページへの簡単アクセス ※契約者のみ
まずは年齢認証ができる超レアな格安SIMであることが特徴的で、
2020年8月現在ではLINEの年齢認証が行える格安SIMはLINEモバイルとY!mobileのたった2社しかありません。
大手キャリアと同じようにLINEの全機能が使いたい方にはLINEモバイルがおすすめです。
そしてマイページにアクセスしなくてもLINE上でできる機能の豊富さもLINEモバイルの特徴のひとつです。
LINE上なら面倒なIDやパスワードの入力も不要で、思いついた時に手軽に操作できますよ!
LINEモバイルとエキサイトモバイル|エキサイトモバイルの4つの特徴
続いてご紹介するのは『エキサイトモバイル』の特徴について。
『エキサイト』といえばYahoo!やgooのような検索&ポータルサイトでおなじみで、
パソコンでインターネットをする時はエキサイトから始める方もいるのではないでしょうか。
そんなエキサイトが提供する格安SIM『エキサイトモバイル』の特徴がこちらです。
- 『ドコモ』の通信回線に対応
- あらゆる意味でプランの幅が広い
- 自分で『高速/低速』を切り替えて通信量の節約ができる
- 『バースト転送』で低速通信でも読み込みが速い
エキサイトモバイルはLINEモバイルのデータフリーのように大きな節約術となるようなオプションサービスはありませんが、
とにかくプランが広く基本を押さえた格安SIMになっているのが特徴的です。
これらの特徴について、概要を簡単にご紹介しますね。
『ドコモ』の通信回線に対応
エキサイトモバイルは『ドコモ』の通信回線に対応しています。
LINEモバイルのようにたくさんの通信回線に対応していないのが難点ではあるものの、逆に言えば『契約する回線で迷わない』という見方もできますね。
ドコモ以外の通信回線には対応していないので、auやソフトバンクの回線を使用したい場合には他社への乗り換えが必要です。
今のスマホをそのまま格安SIMでも使い続けたい方も多いと思いますが、
最近のスマホはキャリアで購入した端末でもSIMロック解除をすればドコモ回線で使えるので多くの方はお手持ちのスマホをそのまま使えるはずです。
エキサイトモバイルの詳しい対応端末はこちらから確認してみてくださいね。
また、お手持ちの機種が対応していない場合や買い替えを検討していた方はエキサイトモバイルでも端末が購入できます。
新規購入はもちろん使い続けていく中での機種変更にも対応していますよ!
あらゆる意味でプランの幅が広い
エキサイトモバイル最大の特徴とも言えるのはとにかくプランの幅が広いことです。
格安SIMではLINEモバイルのような『○GBでいくら』という定額制プランを導入しているサービスがもっとも多く、
続いて『○GB+無料通話がセットでいくら』というセットプラン、
珍しいところでは『○GBまでいくら、次は△GBでいくら…』という使用量に応じてステップアップしていく従量制プランがあります。
なんと、エキサイトモバイルでは『定額制プラン』『セットプラン』『従量制プラン』のすべてのプランを提供しています。
通信量もまさかの0GB(常時低速)から大容量の50GBまで、あらゆる需要をしっかりカバー!
0GBに対応している格安SIMはかなり珍しく、例えばお子様の使いすぎ防止に『高速通信量を使わせたくない』といった変わった需要にも対応できます。
これだけ幅広い通信プランに対応している格安SIMはエキサイトモバイル以外にはありません。
自分で『高速/低速』を切り替えて通信量の節約ができる
エキサイトモバイルでは自分で通信速度の『高速/低速』を切り替えられるようになっています。
低速通信中は高速通信量を使い切った後のいわゆる『通信制限がかかった状態』と同じになりますが、
低速通信中には高速通信量を一切消費しないので通信量が節約できるというわけです。
スマホはアプリの通知受信や自動更新などで常に通信を行っていますが、
『使う時は高速設定、それ以外は低速設定にしておく』などとしておけば通信量を節約できますよね。
節約意識の高い方なら『常に低速設定だけど動画を見る時などの通信量が多い時のみ高速にする』という使い方も。
LINEモバイルの『データフリー』のように『高速通信使い放題』といった派手な節約オプションではないものの、
好きな時に『高速通信を使わない』という選択ができるのでサービスを選ばずどんな通信でも通信量消費を無効化できます。
『バースト転送』で低速通信でも読み込みが速い
いくら通信量が節約できるとはいえ、さすがに常に通信制限のような状態では通信速度が心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで活躍するのが『バースト転送』です。
エキサイトモバイルではバースト転送によって低速通信中でも最初だけ少し速い速度で通信を行うようになっています。
バースト転送があれば低速通信でも通信量の少ないコンテンツであればスムーズに読み込めるので、
例えば画像の少ないWEBサイトやSNSの閲覧程度であれば低速通信でもストレスを感じにくいはず。
ストレスの少ない低速通信で、より効率的な通信量の節約ができそうですね!
LINEモバイルとエキサイトモバイル|各格安SIMの料金やプランを徹底比較
続いて比較するのはLINEモバイルとエキサイトモバイルの料金やプランについて。
ここで比較するのは『料金』と『通信量』についてです。
パッと見で『月々にいくら必要なのか』を比較できるポイントなので、一番気になる所ですよね!
LINEモバイルはシンプルな1つのプランに対し、エキサイトモバイルはプランが豊富であることは解説してきた通り。
対応するプランがなく比較できないプランもあるため、比較できないプランは別でご紹介しますね。
通話料金
まずは通話料金の比較を見ていきましょう。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
国内通話 | 10円 / 30秒 ※いつでも電話アプリ使用の場合 |
10円 / 30秒 ※エキモバでんわアプリ使用の場合 |
3分かけ放題オプション | なし | 月額690円 |
5分かけ放題オプション | なし | セットパックプランのみ対応 |
10分かけ放題オプション | 月額880円 | セットパックプランのみ対応 |
基本的な通話料金はどちらも同じですが、かけ放題オプションに違いがありますね!
自由に契約できるかけ放題オプションはエキサイトモバイルが安い代わりに時間が短く、
LINEモバイルは時間が長めである一方でエキサイトモバイルに比べるとやや高め(格安SIMの相場くらい)です。
LINEモバイルは『希望があれば10分かけ放題オプションをつける』というだけなのですが、
エキサイトモバイルでは『データプラン+かけ放題オプション』と『データ&かけ放題込みのセットパックプラン』の2種類があり、
セットパックプランの方が比較的長めの時間に対応したかけ放題を提供しています。
エキサイトモバイルの場合、通話頻度が高く毎回やや長めに通話する方はセットパックプランの方がお得と言えそうです。
通信量プラン【データ通信専用プラン】
続いては通信量プラン(データ通信専用プラン)の比較をしていきますね。
月額(税別) | LINEモバイル | エキサイト | |
従量 | 定額 | ||
0MB(低速のみ) | 500円 | 650円 | |
100MB | 630円 | 670円 | |
500MB | 600円 | 630円 | 770円 |
1GB | 660円 | 900円 | |
2GB | 770円 | 1,170円 | |
3GB | 980円 | 880円 | |
4GB | 1,150円 | ||
5GB | 1,450円 | ||
6GB | 1,700円 | 1,600円 | |
7GB | 1,900円 | ||
8GB | 2,120円 | ||
9GB | 2,200円 | 2,250円 | |
10GB | 2,380円 | ||
12GB | 2,700円 | ||
20GB | 3,980円 | ||
30GB | 5,980円 | ||
40GB | 7,980円 | ||
50GB | 10,180円 | ||
SMS | 全プラン込み | +140円 | |
追加データ |
|
|
一見エキサイトモバイルの方が安く見えますが、LINEモバイルはSMS込み&LINEのデータフリーということを考慮すると、
実は両者の格安SIMではプラン料金そのものにほとんど差がないことがわかります。
大きく違うのは『対応しているデータ量』と『追加で購入したデータ量の有効期限』の2点。
ただしこれらはどちらもスマホの使用状況による所が大きいため一概にどちらが得とも言いづらいポイントです。
テザリングでパソコンを使用したり、タブレットで動画サイトをたくさん視聴するなど、
通信量が多い方は大容量に対応したエキサイトモバイルの定額プランが安心できますし、
決められた通信量の中でやりくりをして足りない通信量だけを少しずつ補いながら利用する方は
LINEモバイルの追加データ量の有効期限が長めの方がやりくりしやすいので使いやすいのではないでしょうか。
通信量プラン【音声通話つきプラン】
最後は通信量プラン(音声通話つきプラン)の比較をしていきますね。
月額(税別) | LINEモバイル | エキサイト | |
従量 | 定額 | ||
0MB(低速のみ) | 1,200円 | 1,350円 | |
100MB | 1,330円 | 1,370円 | |
500MB | 1,100円 | 1,330円 | 1,470円 |
1GB | 1,360円 | 1,600円 | |
2GB | 1,470円 | 1,870円 | |
3GB | 1,480円 | 1,580円 | |
4GB | 1,850円 | ||
5GB | 2,150円 | ||
6GB | 2,200円 | 2,300円 | |
7GB | 2,600円 | ||
8GB | 2,820円 | ||
9GB | 2,900円 | 2,950円 | |
10GB | 3,080円 | ||
12GB | 3,200円 | ||
20GB | 4,680円 | ||
30GB | 6,680円 | ||
40GB | 8,680円 | ||
50GB | 10,880円 | ||
追加データ |
|
|
音声通話つきのプランの場合、データ専用プランと違って全体的にLINEモバイルの方がやや低料金です。
『対応しているデータ量』と『追加で購入したデータ量の有効期限』の2点に関してはこちらでも同じように差があります。
いくら全体的な料金が安いといっても、LINEモバイルは最大12GBまでしか対応していません。
『時々オーバーしちゃう!』という頻度なら割高な追加データを購入しても良いですが、
常に13GB以上使用するような場合ではエキサイトモバイルで大容量プランを契約した方がお得になりますよ!
通信量プラン【エキサイトモバイル:3枚コース】
続いてエキサイトモバイルの3枚コースの料金をご紹介します。
こちらは他社では『シェアSIM』『シェアプラン』などと呼ばれるコースで、SIMカードを3枚セットで契約するコースです。
LINEモバイルには相応するプランがないため、単体でご紹介しますね。
月額(税別) | 従量プラン | 定額プラン |
0MB(低速のみ) | 1,100円 | |
100MB | 1,050円 | |
500MB | 1,100円 | |
1GB | 1,180円 | 1,260円 |
2GB | 1,340円 | 1,450円 |
3GB | 1,550円 | 1,680円 |
4GB | 1,780円 | 1,980円 |
5GB | 1,890円 | |
6GB | 1,950円 | |
7GB | 2,100円 | |
8GB | 2,190円 | |
9GB | 2,380円 | 2,460円 |
10GB | 2,540円 | |
11GB | 2,830円 | |
12GB | 3,100円 | |
13GB | 3,450円 | |
14GB | 3,790円 | |
15GB | 3,980円 | |
20GB | 4,480円 | |
30GB | 6,580円 | |
40GB | 8,580円 | |
50GB | 10,680円 | |
SMS | +140円/枚 | |
音声通話(SMSつき) | +700円/枚 | |
追加SIM | +390円/枚 ※最大2枚追加可能 |
エキサイトモバイルの3枚コースは、3枚の中でも『データ専用』『SMSつき』『音声通話つき』をそれぞれ選べるので、
例えば9GBの定額プランで『SMSつき✕2枚』『音声通話つき✕1枚』と選択した場合には
『9GB定額プラン 2,460円+SMS(140円) 2枚 280円+音声通話 1枚 700円=合計3,440円』となります。
もちろんエキサイトモバイル内で3枚のSIMカードを別々に契約するよりは安いのですが、
実はLINEモバイルで似たような契約をした場合だと
『3GB定額 データ専用SIM(980円) 2枚 1,960円+3GB定額 音声通話SIM 1枚 1,480円=合計3,440円』で同額となり、
料金的にはLINEモバイルでそれぞれ契約するのと変わらないんです。
それではどこがメリットなの?というと…3枚コースのメリットは料金というよりも通信量のシェアの手軽さです!
例えば9GBで契約したからといって3GBずつ分け合わなければいけないわけではありません。
『2GB:2GB:5GB』の利用や『0GB:3GB:6GB』といった偏った配分はもちろん、追加購入データも分け合いながら消費するのが前提のプランです。
LINEモバイルにはシェアプランがないので最初からSIMカードそれぞれに通信量が割り当てられているため、
同じ方が支払いをしていても通信量を自由に配分するのはなかなか面倒。
LINEモバイルでもデータプレゼントには対応しているものの、データプレゼント機能はLINEとの連携が必須です。
例えばポケットWi-Fi用のSIMカードに行いたい時は別の端末に移し替えてLINEを再インストールして…とかなりの手間がかかります。
データ量のシェアが前提の3枚コースは全体から分け合うのでいちいちプレゼントしなくて良い分、手間が少なくラクですよね!
通信量プラン【エキサイトモバイル:でんわパックプラン】
最後はエキサイトモバイルのでんわパックプランの料金をご紹介します。
こちらは『通信量プラン』と『かけ放題』がセットになっており、
従量プランや定額プランよりもかけ放題になる時間が長いのが特徴的なプランです。
従量 | S | M | L | |
通信量 |
|
5GB | 15GB | 35GB |
無料通話 | 10分 | 3分 | 5分 | なし |
月額料金 |
|
2,650円 | 3,880円 | 6,980円 |
LINEモバイルには10分間のかけ放題があるので、比較するとすれば従量制のコースが一番近いですね!
同じ通信量を消費した時を想定するとLINEモバイルよりもエキサイトモバイルの方がリーズナブルです。
ただしエキサイトモバイルの場合は従量制で上限の設定ができないため、
『絶対に6GB未満の消費量にしたい』と制限をかけたい時は自分で通信量をコントロールする必要があります。
LINEモバイルとエキサイトモバイル|各格安SIMのサポート体制はどう?
続いて比較するのはLINEモバイルとエキサイトモバイルのサポートについてです。
格安SIMの基本は『セルフサービス』なので、困った時に相談できる窓口があると安心できますよね。
LINEモバイルとエキサイトモバイルはどちらも専門の実店舗を持っていません。
そのため、インターネットや電話からのサポートにどれくらい対応してもらえるかが重要になってきます。
両者のサポートはどうなっているでしょうか?
LINEモバイルのサポート
まずはLINEモバイルのサポートがこちらです。
基本の『電話』と『メール』の窓口はもちろんのこと、『Twitter』や『LINE』など手軽に相談しやすい窓口があります。
オペレーターに直接つながるので、まさにLINEトークのような素早いやりとりが期待できますね。
ちなみにLINEトークではオペレーターへのチャット問い合わせ以外にもヘルプの検索が行えます。
WEBサイトからヘルプを開いて検索して…という手間がかからないので、
気になることがあればパパっとLINEでヘルプ検索→解決しなければ問い合わせという一連の流れで疑問を解決できそうですね!
エキサイトモバイルのサポート
続いてはエキサイトモバイルのサポートはこちらの通り。
エキサイトモバイルも『電話』『メール』『チャット』の窓口が一通り揃っています。
LINEモバイルと比べると受け付け時間が1時間ほど短く、働いている方だと受付時間中に連絡するのが難しいこともあるかもしれません。
そんな時はメールでの問い合わせを活用してみましょう。
エキサイトモバイルには問い合わせページに『90%の質問には24時間以内に対応』としっかり書かれているので、素早い対応に期待できそうですね!
LINEモバイルとエキサイトモバイルの格安SIMの通信速度は?
次に比較するのはLINEモバイルとエキサイトモバイルの通信速度についてです。
格安SIMは『大手キャリアに比べると通信速度が遅い』というのが定番ですが、
『遅い』といってもコンテンツによってはストレスなく通信できるのはご存知でしょうか?
スマホの様々な通信にどれくらいの通信速度があればスムーズな通信ができるのか、目安を一覧にしてみました。
- テキストメッセージのやりとり
…0.2 Mbps(通信制限中レベル) - WEBページの閲覧
…0.5~3 Mbps(画像が多いほど早い方が良い) - 動画の視聴・ライブ配信
…1~5 Mbps(高画質なほど早い方が良い)
おそらく多くの方は日常的な利用範囲であれば『3Mbps程度の速度で遅いとも速いとも感じない』というレベルではないかと思います。
ただし普段から通信速度の速い回線(Wi-Fiや大手キャリア回線など)を中心に利用している方の場合、
格安SIMならではの通信速度に慣れるまでは『やや遅い』と感じることもあるかも知れません。
上の一覧にもあるように、データサイズが小さなコンテンツほど通信速度を必要としないため、
普段からメールやニュースサイトなどテキストコンテンツを中心に楽しんでいる方であれば低速通信でも快適に感じられることもあります。
こういった通信量の目安を踏まえ、各格安SIMでどれくらいの通信速度が出ているか見てみましょう。
今回は1日のうちでもっとも速度が出にくいと言われるお昼頃の通信速度を比較していきます。
LINEモバイルの通信速度
まずはLINEモバイルの通信速度の結果ですが、
LINEモバイルは筆者が契約しているので『ドコモ回線 東京23区外 平日』の条件で実測してみました。
下り(ダウンロード)…4.11 Mpbs
上り(アップロード)…19.1 Mpbs
実際の使用感としては、大抵の通信ではストレスを感じることなく使用できたように思います。
日常的な画像の送受信やYouTubeの視聴程度ならまったく問題ありませんでした。
ただ、通信量が多いコンテンツの通信では『遅い!』と感じてしまったのが正直な所…
特にアプリのダウンロードは時間がかかって大変だったので、時間帯をずらしたりWi-Fiを使用したりといった対策が必要だと感じました。
エキサイトモバイルの通信速度
続いてエキサイトモバイルの通信速度について。
筆者はエキサイトモバイルを使用していないため、Twitterで実際の速度を公開している方の情報を元にしてみます。
参考にしたのはお昼の時間帯のものです。
エキサイトモバイル、昨日の速度計測状況です
お昼はしょうがないとして、それ以外のダウンロード速度は結構速い
ドコモ回線では新回線が開始直後のOCNモバイルONEが超速いけど、それに次ぐくらいの速度ですね
盲点だった…詳細記事は今週末にアップします! pic.twitter.com/9INEDlR9Iw
— シムラボ@格安スマホ解説 (@simlabo_jp) March 5, 2020
下り(ダウンロード)…0.46 Mpbs
上り(アップロード)…11.85 Mpbs
残念ながら1Mbpsも出ていない通信速度となっていました。
LINEやSNS程度ならまだしも動画の視聴となると困ることもあるかもしれません。
ただしまったく通信ができないというほど遅いわけでもないので、日常的な使用であれば遅いと感じながらも通信はできるはず。
投稿者の方が『お昼はしょうがない』と言うように、元々お昼は通信速度が出にくい時間帯です。
エキサイトモバイルをはじめ、格安SIMを使うなら通信量の多いコンテンツの通信はお昼の時間帯を避けるのが無難そうですね。
通勤通学と重なる朝や夕方など昼以外にも混み合う時間帯は他にもありますが、
お昼ほど遅い時間帯は無いのでお昼以外であればもう少し速い速度で通信できますよ!
LINEモバイルとエキサイトモバイルの格安SIMの最低利用期間は?解約料金はいくら?
最後は最低利用期間や解約に関する料金を比較します。
『最低利用期間』は格安SIM側が決めた『契約していて欲しい期間』のことで、この期間内に解約すると違約金などの料金がかかります。
最低利用期間も解約金も、設けている格安SIMもあれば一切導入していない所もあり、こちらも個性様々。
万が一サービスが合わなかった時やいつか他社に乗り換える時のためにチェックしておきましょう!
LINEモバイルの最低利用期間と解約料金
まずはLINEモバイルの最低利用期間と解約料金についてです。
- 最低利用期間…なし
- 解約手数料…一律1,000円
これをまとめると『いつ解約してもペナルティはないけど、いつ解約しても1,000円かかります』ということですね。
データ専用や音声通話つきなどSIMカードの種類やデータ量、オプションなど、契約中のプランを問わず、
すべてのLINEモバイルユーザーが一律でこの料金が発生します。
もちろん長期間利用した方がお得と言えますが、いつ解約しても1,000円は1,000円という見方をすれば契約期間はそれほど大きな障害にはなりません。
エキサイトモバイルの最低利用期間と解約料金
続いてエキサイトモバイルの最低利用期間と解約料金はこちらです。
- 最低利用期間…音声通話SIMのみ、契約日から12ヶ月後の月末
- 解約事務手数料…最低利用期間内に解約した場合のみ、9,500円
エキサイトモバイルの場合は『音声通話SIMで契約から12ヶ月後の月末より前に解約すると9,500円かかります』となっています。
例えば2020年8月20日に契約した場合は、2021年8月31日よりも前に解約すると解約事務手数料が発生します。
データ専用SIMやSMSつきSIMの場合は対象外なので、いつ解約しても解約事務手数料はかかりません。
こういった最低利用期間と1万円弱の解約料金の組み合わせは2019年10月以前は一般的でしたが、
2020年8月現在では数ある格安SIMの中でも比較的キツめの条件の格安SIMです。
電話回線込みでお試しで登録するとなると解約金が高くつくので、音声通話SIMで契約するなら長期利用を見据えた契約を行うのが良さそうですね!
LINEモバイルとエキサイトモバイルはどっちがおすすめ?
ここまで比較してきた内容を踏まえ、どちらのサービスがどんな人におすすめできるのかをまとめてみました。
シンプルなLINEモバイルと、プランが豊富なエキサイトモバイル。
個性や特徴が真逆とも言える格安SIM同士なので、おすすめできるタイプもはっきりと区別できます。
- 『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』をよく使う人
- シンプルなプランで悩まず契約したい人
- 『使った分だけお支払い』の従量制プランが好きな人
- 複数の端末を利用している人や家族で格安SIMを使いたい人
LINEモバイルとエキサイトモバイルは、それぞれ以上のような方におすすめできます。
その理由を順番に解説していきますね。
LINEモバイルは『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』をよく使う人にイチオシ!
LINEモバイル最大の魅力はなんといっても『データフリー』です。
このデータフリーの対象サービスとなっている『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』をよく利用する方にはLINEモバイルがおすすめです。
毎日チェックするサービスだからこそ通信量も節約しやすいという面があり、
普段から頻繁に利用している人であれば『通信量プランを1サイズ下げて契約しても問題なかった』なんてこともあるかもしれません。
通信量プランはそのままにして、残った通信量で動画を見るなど他のコンテンツの通信に消費しても良いですよね。
データフリーの特徴を活かし、
高速通信を使い切ってしまった時でもいつも使う『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』の高速通信を確保しておけるのもおすすめポイントのひとつ。
また、LINEアプリとの連携によって格安SIMでもLINEの機能が制限されることなく利用できます。
『LINE』『SNS』『音楽配信サービス』のヘビーユーザーさんなら要チェックな格安SIMこそ『LINEモバイル』です!
LINEモバイルは簡単!シンプルなプランで悩まず契約したい人におすすめ
エキサイトモバイルと比較して、LINEモバイルのプランはとにかくシンプル。
プランで悩みたくない『シンプルプランが一番!』な方にはLINEモバイルがおすすめです。
契約までに考えることが多すぎると悩んでしまってなかなか決められず、いつになっても格安SIMが始められないんですよね。
その点、LINEモバイルは、
- SIMカードのタイプ(データ専用/音声通話つき)
- 通信回線
- 通信量
- オプション:端末保証をつけるかどうか
の、以上の4つの項目さえ決まっていれば契約できる簡単な格安SIMです。
この4点はおそらく現在使用中のキャリア契約の際に必要なはずなので、『とりあえず今と同じ』から始めてみても良いと思います。
通信回線によって料金の差もないから目安となる料金計算も簡単ですね!
オプションは契約をした後からでもマイページから簡単に追加契約できるので、ゆっくり悩んでも大丈夫です。
ただし端末保証だけは契約時にしか契約できないオプションなので、そこだけは先に決めておきましょう。
エキサイトモバイルは『使った分だけお支払い』の従量制プランが好きな人でも満足できる
LINEモバイルにないエキサイトモバイルのプランといえばやはり『従量制プラン』です。
大手キャリアのステップアップ式プランのような『使った分だけお支払い』で契約したい方なら、エキサイトモバイルがおすすめですよ!
大手キャリアのステップアップ式プランでは、
通信量の刻みの幅が広いため『ちょっとオーバーしただけなのに1,000円以上も高くなっちゃった!』ということもありますよね。
エキサイトモバイルでは0GB~10GBまで小刻みに従量プランが用意されているので、
まさに『使った分だけ』をリーズナブルな価格で支払えるようになっています。
月々の通信量にばらつきがある方や大きなステップの従量制ではなかなか自分に合うものが見つからない方でも満足できるのではないでしょうか。
ただし上限が設定できないため、使いすぎには要注意!
エキサイトモバイルは複数の端末を利用している人や家族での利用もラクにシェアできる
エキサイトモバイルは『3枚コース』のいわゆるシェアプランがあるため、複数の端末や家族で格安SIMを利用したいと考えている方にもピッタリ。
契約した通信量を3枚(最大5枚まで対応可能)で分け合うプランなので、いちいちデータシェア機能などを使ってやりとりする必要がありません。
定量プランなら最大50GBまで対応しているので3人でシェアしても満足できるのではないでしょうか。
また、筆者が個人的におすすめなのは『使うかどうかわからない端末』を持っている方。
『自宅でWi-Fiで通信しているタブレット』や『前使っていたスマホ』など、旅行や出張の時だけ外でも使えたら嬉しいなと思ったことはないでしょうか。
エキサイトモバイルの3枚コースはシェア前提なのに0GBから契約できるので、
『メイン端末用のSIMカードの容量で契約』『残りのSIMカードを予備端末(普段は使わない)にセット』としておけば
予備端末が必要になった時でも余計な通信量を支払わずに予備端末が活躍できますよね。
LINEモバイルとエキサイトモバイルのまとめ
シンプルなLINEモバイルと、プランの幅がとにかく広いエキサイトモバイルは大きく特徴の異なる格安SIMです。
LINEモバイルのプランはとにかく『簡単』で『わかりやすい』のがメリットで、
各サービスのヘビーユーザーさんなら満足間違いなしの『データフリー』が大きな魅力です。
一方エキサイトモバイルのプランは『あらゆる需要に対応』の『バリエーション豊か』なのがメリット。
通信量の節約には『通信速度切り替え』によってどんなコンテンツでも通信量消費を無効化できるのが魅力になっています。
自分の使い方を振り返るとどちらが自分に合うのかわかってくるはず。
どちらの格安SIMが自分にピッタリか、比較をおさらいしながら検討してみてくださいね。