格安SIMのソフトバンク回線を比較!料金やおすすめについて

格安SIMのソフトバンク回線を比較!料金やおすすめについて
2020年8月19日

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本日のテーマはこちらについて。
『ソフトバンク回線系の格安SIMおすすめ5社!格安SIMを選ぶポイントと乗り換え方法』

格安SIMといえば『ドコモ回線』あるいは『au回線』というイメージですが、最近はソフトバンク回線の格安SIMも見かけるようになりました。

とはいえまだまだ少数なので、ソフトバンク回線の格安SIMを比較したくても候補すら思い浮かばない…なんてこともあるのではないでしょうか。

そこで今回はソフトバンク回線を使用した格安SIMの中からオススメ格安SIMを5社ピックアップしてご紹介!

おすすめ格安SIMのプランや特徴を比較して、自分に合ったソフトバンク回線の格安SIMを探してみましょう。

ソフトバンク回線の格安SIMが珍しいって本当?

ドコモ回線やau回線に比べるとソフトバンク回線の格安SIMって見かける機会が少ないと思いませんか?

そこで日本で有名な主要格安SIM15社に絞ってソフトバンク回線の提供がいくつあるのか調査してみました!

15社のうち『ドコモ回線を提供しているのは13社』『au回線を提供しているのは8社』でしたが、

『ソフトバンク回線を提供しているのは6社』とドコモ回線やau回線に比べると少ないことがわかりました。

というのも、

格安SIMが流行し始めた当初は格安SIMがソフトバンク回線を借りる価格が高額だったことや

ソフトバンク回線の格安SIMとして自社で『Y!mobile』を運営していたことなどが理由で、

提供が遅れがちになったために今でもソフトバンク回線を取り扱う格安SIMが少ないようです。

今ではソフトバンク回線を提供する格安SIMは増えてきているため、以前よりも複数の格安SIMを比較して自分に合うサービスを探しやすくなりました

ソフトバンク回線オススメ格安SIM5社

今回は主要格安SIMの中からソフトバンク回線の格安SIMを5社ほどピックアップしてご紹介します。

まずは各格安SIMの特徴を活かし、おすすめできる人の使い方別にまとめてみました。

ソフトバンク回線の格安SIM おすすめ5社
  • LINEやSNSをたくさんするなら『LINEモバイル
  • 通信速度の安定感を求める方や通話が多い方なら『Y!mobile
  • ユーザー目線のサポートを求めるなら『mineo
  • データ量のやりくり自由度が高いのは『nuroモバイル』
  • 使った分だけ支払いたい方には『b-mobile s』

ソフトバンク回線の格安SIMはそれほど多くありませんが、細かくプランを見ていけば使い方やニーズにピッタリ合う格安SIMが見つかるはず!

これからそれぞれの格安SIMのプランや特徴、おすすめポイントをご紹介していくので、自分に合う格安SIMがどれか検討してみてくださいね。

LINEやSNSをたくさんするなら『LINEモバイル』

スマホの利用用途はもっぱらコミュニケーション!

という人の中でも『LINE』や『SNS』をよく利用している方におすすめなのが『LINEモバイル』です。

その理由はLINEやSNSに消費する通信量を節約できる『データフリー』というサービスを導入しているからです。

データフリーとは…

  • 対象サービスの通信量が無制限使い放題
  • 通信速度制限がかかっても高速通信OK

LINEモバイルでは全プランで『LINE』がデータフリーになっており、

更にデータフリーオプションを追加契約すれば『SNS(Twitter・Facebook・Instagram)』や『音楽配信サービス(LINE MUSIC、Spotify、AWA)』もデータフリーの対象に。

知らず知らずのうちに通信量を消費しがちなLINEやSNSでの高画質画像や動画の送受信は通信量を消費せず、

安定した通信速度が求められる無料通話やビデオ通話は通信制限なしで高速通信を利用できますよ!

各プランや主なオプションの料金はこちらの通りです。

データSIM 音声通話SIM
500MB 月額 600円 月額 1,100円
3GB 月額 980円 月額 1,480円
6GB 月額 1,700円 月額 2,200円
12GB 月額 2,700円 月額 3,200円
追加データ 1回:500円/0.5GB、1,000円/1GB…合計月10回まで
通話 10円/30秒 ※いつでも電話アプリ使用の場合
10分電話かけ放題 月額 880円

対応通信量は『500MB~12GB』で、超ライトユーザー~ミドルユーザー向けの格安SIMです。

毎月大量通信を行うヘビーユーザーが利用するには物足りない通信プランですが、

500MBという超コンパクトなプランを提供しているため、その分特にリーズナブルな価格から契約できる格安SIMです。

『いざという時の連絡のため』『自宅にWi-Fiがある』など高速通信量をあまり必要としない方であればまさに『格安』で契約できますよ!

なお、データSIMにはSMS機能が含まれているので、SMS機能のオプション契約や追加料金は必要ありません。

LINEモバイルの主なオプション
  • データフリーオプション
    • SNSデータフリー(対象:Twitter、Facebook) 月額280円
    • SNS音楽データフリー(対象:Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA) 月額480円
  • 通話オプション
    • 留守番電話プラス 月額300円
    • 割込通話 月額200円
    • 国際電話 無料
  • 端末保証オプション
    • 端末保証 月額450円
    • 持込端末保証 月額500円
  • Wi-Fiオプション
    • 全国4.9万ヶ所の公衆Wi-Fiサービス 月額200円
  • セキュリティオプション
    • i-フィルター 無料
    • ウイルスバスター(3台分) 月額420円
  • LINE MUSICオプション
    • LINEの定額制音楽配信サービス『LINE MUSIC』利用料金 月額750円

LINEモバイルのオプションはとてもシンプルで内容もわかりやすいのが特徴的です。

『スマホ』を使うにあたって便利なオプションだけに絞っているので、格安SIM初心者さんでも必要かどうかの判断がつきやすいのではないでしょうか。

先程ご紹介した『データフリー』のオプションは、SNSや音楽配信サービスのヘビーユーザーさんなら要チェック!

データフリーオプションは2種類ありますが、対象サービスが異なるため必要な方を契約しましょう。

もちろん不要な方は契約しなくて良いのでご安心ください。

また、18歳未満がスマホを利用する際に必須となるフィルタリングアプリの利用が無料なのもLINEモバイルの嬉しい特徴のひとつです。

これらのプランや特徴を踏まえると、LINEモバイルはこんな方におすすめです。

LINEモバイルがおすすめの人

  • LINEやSNSのヘビーユーザーさん
    • データフリーオプションを使えば通信量の節約になる
    • 通信制限がかかった時の保険にもピッタリ
  • お子様用のスマホとして格安SIMを探している方
    • 有名格安SIMでは最安値の月額600円から始められる
    • フィルタリングアプリが無料

LINEモバイルではソフトバンク回線以外にも『ドコモ回線』『au回線』に対応しており、

LINEモバイル内で回線変更を受け付けているため、他社に転出しなくても回線が切り替えられます。

また、回線による料金の違いはなく、逆に言えばドコモ回線やau回線と同価格でソフトバンク回線が利用できる格安SIMということになります。

>>LINEモバイルの公式サイトはこちら

通信速度の安定感を求める方や通話が多い方なら『Y!mobile』

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた時の感想としてよく上がるのは『通信速度が遅い』ことや『かけ放題が無い』ことです。

こういった点が心配で格安SIMに乗り換えるのをためらう方は多いと思うのですが、そんな方でも満足できる格安SIMがこちら。

『Y!mobile』は格安SIMの中でも安定した通信速度と充実したかけ放題プランがありますよ!

Y!mobileは『ソフトバンクのサブブランド』という位置づけであり、運営やサービス提供をしているのがまさに『ソフトバンク』なのです。

他社と比べると明らかに飛び抜けた高価格帯の格安SIMというデメリットがある一方で、

24時間通して通信速度の口コミ評価も高く、かけ放題オプションで高額な通話料金への心配もありません。

格安SIMのデメリットを感じにくい格安SIMなので、いきなり『格安SIMらしい格安SIM』に乗り換えるのが心配な方でも安心できるはず。

各プランや主なオプションの料金はこちらの通りです。

データSIM 音声通話SIM
1GB 月額 1,980円
3GB 月額 2,680円 ※契約から1年間1GB増量
7GB 月額 3,696円
10GB 月額 3,680円 ※契約から3年間1GB増量
14GB 月額 4,680円 ※契約から3年間1GB増量
無制限 月額 4,380円 ※Pocket WiFiプラン
データ増量 +500円/3GB→4GB、10GB→13GB、14GB→17GB
追加データ 500円/500MB
通話 20円/30秒
10分電話かけ放題 無料
無制限かけ放題 月額 1,000円

対応通信量は『1GB~14GB・無制限』で、ライトユーザー~ヘビーユーザー向けの格安SIMです。

Y!mobileでは音声通話つきSIMのプランを『スマホベーシックプラン』としてスマホで利用することを前提にしたプラン内容に設定してあるのが大きな特徴です。

音声通話SIMには10分電話かけ放題が無料で付帯しているため、音声通話SIMを契約した時点で誰でも10分間までの通話は無料になります。

それに加えて無制限かけ放題のオプションがあり、料金も大手キャリアより700~800円も下回る格安価格なので、

『たくさん通話をする人は格安SIMにすると高くつく』と言われがちな格安SIMでもY!mobileなら通話料金も節約できます。

これらのプランや特徴を踏まえると、Y!mobileはこんな方におすすめです。

Y!mobileの主なオプション
  • 通話オプション
    • 留守番電話サービス 無料
    • 着信転送サービス 無料
    • 着信お知らせ機能 無料
    • 割込通話サービス 月額200円
    • グループ通話(6人) 月額200円
    • 利用明細サービス 月額200円
  • Y!mobileメール
    • 1メールアドレス 無料
  • 保証オプション
    • 故障安心パックプラス(端末保証) 月額690円
    • 故障安心パック(データプラン用端末保証) 月額500円
    • 故障安心パックライト(持込端末保証) 月額500円
    • あんしん基本パック 月額500円
  • セキュリティオプション
    • スマートフォン基本パック 月額500円
    • フィルタリングサービス 無料
    • 遠隔初期化サービス 無料
    • 安心遠隔ロック 無料
    • 位置ナビ 月額200円
    • 一定額お知らせメール 無料
    • 一定額ストップサービス 無料~月額100円
    • 災害用伝言板サービス 無料
    • Webアクセス制限 無料
    • みまもりサービス 月額480円
    • 迷惑電話ブロック 月額300円
    • スマートセキュリティ for Android™ powered by Norton™ 月額300円
    • スマートセキュリティ powered by McAfee® 月額300円
  • サポートオプション
    • ワイドサポート 月額500円
    • 遠隔サポートサービス 月額300円
    • 出張サポートサービス 出張料金1回3,000円+作業料
  • ソフトバンクWi-Fiオプション
    • 全国の公衆Wi-Fiサービス 無料
  • その他特典等
    • ワイモバイルまとめて支払い 無料
    • Yahoo!プレミアム for Y!mobile 無料
    • Y!mobile料金のPayPay払い

Y!mobileはオプションの種類がとにかく豊富で細分化されていますが、多くのオプションが無料で利用できるのが嬉しいポイント!

基本的な通話オプションが無料で利用できたり、専用メールアドレスがもらえたり、

オプションの点から見ても大手キャリアと似た充実度なので初めて格安SIMを利用する方でも不便を感じにくいのではないでしょうか。

また、Y!mobileでは『ワイモバイルまとめて支払い』というキャリア決済が利用できるため、

格安SIMに乗り換えてもクレジットカードを持たない方でもアプリ課金やちょっとしたお買い物などが手軽に行えます。

Y!mobile利用料金の支払いにも口座振替が利用できるので、クレジットカードが無い方はより便利に活用できるはず!

Y!mobileがおすすめの人

  • 大手キャリアと似た使用感の格安SIMが良い方
    • 全時間帯で快適な通信速度を実現、口コミもバッチリ!
    • 時間無制限のかけ放題オプションで安心
  • クレジットカードを持たない方
    • 支払い方法に口座振替が選べる
    • キャリア決済が使えるので、課金やネットショッピングの支払いも簡単

Y!mobileは『ソフトバンクのサブブランド』として他社格安SIMとは一線を画するメリットをたくさん持つ一方、

提供している回線はソフトバンク回線のみとなります。

ドコモ回線やau回線への回線変更の際は他社への転出が必須です。

>>Y!mobileの公式サイトはこちら

ユーザー目線のサポートを求めるなら『mineo』

数ある格安SIMの中でもユーザー同士の繋がりやユーザー目線のサポートを求める方には『mineo』がおすすめです。

mineoユーザー専用の掲示板で実際のmineoユーザーからアドバイスをもらうことができたり、

『フリータンク』と呼ばれる全mineoユーザーのデータバンクからは毎月1GBのプレゼントが受け取れたり、

ユーザー同士が支え合う仕組みがバッチリできているので身近にmineoユーザーがいなくても心強いのではないでしょうか。

こういったサービスはあくまでも『サービス』なので、利用しなくてもまったく問題はありません。

それではまずは通常プランの料金をご紹介します。

データSIM 音声通話SIM
500MB 月額 790円 月額 1,750円
3GB 月額 990円 月額 1,950円
6GB 月額 1,670円 月額 2,630円
10GB 月額 2,610円 月額 3,570円
20GB 月額 4,070円 月額 5,030円
30GB 月額 5,990円 月額 6,950円
追加データ 1回:165円/100MB…合計月15GBまで

通信量は『500MB~30GB』と幅広く、超ライトユーザー~ヘビーユーザー向けのプランを展開しています。

追加データ量が100MB単位で購入できるため、月末にほんの少し足りなくなった時の課金も最小限で済みますね!

なお、データSIMのプラン(シングルタイプ)にはSMS機能がついていないため、

データSIMでSMS機能を利用するためにはSMSオプション(月額180円)の契約が必要です。

また、mineoには通常のプランとは別に混み合う時間帯に通信制限をかける代わりに料金が割引になる『エココース』というプランを提供しています。

データSIM 音声通話SIM
3GB 月額 940円 月額 1,900円
6GB 月額 1,570円 月額 2,530円
10GB 月額 2,460円 月額 3,420円
20GB 月額 3,770円 月額 4,730円
30GB 月額 5,540円 月額 6,500円
追加データ 1回:165円/100MB…合計月15GBまで

※エココースは500MBに非対応

エココースで通信制限になるのは平日と祝日のみで、土日は24時間高速通信が行えます。

平日・祝の朝『7:30〜8:30』昼『12:00〜13:00』夜『18:00〜19:00』は通信制限がかかるため、高速通信は行なえません。

通信速度を必要としない方や制限がかかる時間帯に通信を行わない方は不便を感じにくいのではないでしょうか。

これらのプラン料金を見て『mineoって思ったより安くないかも…』と思った方もいると思いますが、

実はmineoは契約するキャリアによって料金が異なるのでソフトバンク回線のプラン料金は『めちゃくちゃ安い!』というほどではありません。

『フリータンク』や『エココース』など、mineoの特徴を踏まえてどれくらい活用できるかどうかがmineoをお得に感じるかどうかのポイントになります。

続いて通話料金と主なオプションはこちらの通りです。

通話料金
通話 10円/30秒 ※mineoでんわアプリ使用の場合
10分かけ放題 月額 850円
通話定額 月額 1,680円/60分、月額 840円/30分

通話料金やかけ放題などは一般的な格安SIMの平均的なサービスです。

通話定額パックの利用を考えている方は、mineoでんわアプリをどれくらい利用するかにも注目。

『通話定額の30秒あたりの料金>mineoでんわアプリ使用時の30秒あたりの料金』なので、

日常的にmineoでんわアプリを使用するなら通話定額を契約しなくても十分お得です。

mineoの主なオプション
  • パケットサービス
    • フリータンク 無料
    • mineoスイッチ 無料
    • パケット放題 月額350円
  • 通話オプション
    • スマート留守電 月額290円
    • 三者通話サービス au回線限定 月額200円
    • グループ通話 ソフトバンク回線限定 月額200円
    • 迷惑電話撃退サービス au回線限定 月額100円
    • ナンバーブロック ソフトバンク回線限定 月額100円
    • 割り込み通話 無料~月額200円
  • メールオプション
    • mineoメールアドレス 無料
    • SMS 月額180円
  • 保証オプション
    • mineo端末安心保証 月額550円
    • mineo端末安心保証 for iPhone 月額500円~1,000円
    • 持ち込み端末安心保証サービス 月額500円
    • 超ストレージ(128GB) 月額300円
  • セキュリティオプション
    • ウィルスバスターモバイル版 月額270円
    • メールウイルスチェック 月額200円
    • 安心バックアップ 月額500円
    • パスワードマネージャ月額版 月額150円
    • ジュニアパック 月額200円
    • シニアパック 月額200円
  • 割引特典
    • 複数回線割引 1回線ごと50円引き
    • 家族割引 1回戦ごと50円引き

格安SIMでは『自分で高速通信と低速通信を切り替えて低速通信中は通信量を消費しない』というシステムを導入している所も多いですよね!

mineoでも『mineoスイッチ』というサービスを導入して自分で通信量を節約しやすいシステムになっています。

低速通信中は通信制限がかかった状態と同じ速度になるのが通常ですが、

mineoではこのmineoスイッチがONの時に最高速度を500kbpsに上げる『パケット放題』というオプションをつけることができます。

mineoスイッチをより快適に活用できるため、mineoスイッチによる通信量の節約に積極的な方はぜひ検討してみてください。

使い方によっては『パケット放題があれば常にmineoスイッチをONにしたままでも満足!』という方もいるかも?

これらのプランや特徴を踏まえると、mineoはこんな方におすすめです。

mineoがおすすめの人

  • 生活に合わせてプランを節約したい方
    • エココースや複数回線割引を活用すればちょっぴりお得
    • mineoスイッチやパケット放題を活用すればプラン契約の節約ができるかも?
  • ユーザー同士の助け合いにメリットを感じる方
    • フリータンクで毎月最大1GBもらえる
    • 身近にmineoユーザーがいなくてもユーザー専用掲示板でmineoユーザーに相談できる

mineoではソフトバンク回線以外にも『ドコモ回線』『au回線』を提供しています。

mineo内での回線切替にも対応しているため、回線を変えたくなったからといって他社に乗り換える必要はありません。

先述の通り、ソフトバンクが一番高額なプランなので、ドコモ回線・au回線への切替はプラン料金が安くなりますよ!

>>mineo(マイネオ)の公式サイトはこちら

データ量のやりくり自由度が高いのは『nuroモバイル』

格安SIMといえば『高速通信上限3GB、超過分は通信速度制限ありで使い放題』といった『定額プラン』が定番ですが、

こういった定額プランのデメリットは『通信量が足りない・余る』ということ。

通信量が足りない・余るをできるだけ解消できる格安SIMなら『nuroモバイル』がおすすめです。

聞き馴染みがない方もいるかも知れませんが、nuroモバイルの運営元は『ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社』です!

ソニーグループの会社と聞けば安心感もバッチリですね。

nuroモバイルの変わった特徴といえば、翌月分の契約通信量を前借りできることです。

『足りないから1GB追加で買ったけど、使用期限までに使いきれずに余らせた…』という経験がある方も少なくないはず。

しかしデータ量の前借りができれば余計な課金も必要ありません。

前借りできるのは最大2GBまでで、10MBから1MB単位で細かく前借りできるため本当に必要な分だけでやりくりできます。

各プランや主なオプションの料金はこちらの通りです。

データSIM 音声通話SIM
2GB 月額 980円 月額 1,680円
7GB 月額 2,100円 月額 2,800円
13GB 月額 2,980円 月額 3,680円
追加データ 900円/1GB
通話 10円/30秒 ※nuroモバイルでんわ使用の場合
10分電話かけ放題 月額 800円

対応通信量は『2GB~13GB』となっており、ライトユーザー~ミドルユーザー向けの格安SIMです。

他社ではあまり見かけない通信量でプランを提供しているため、他社では『少し足りない・少し多い』と感じていた方はちょうどよく感じるかも知れません。

通話料金やかけ放題オプションなどは一般的な格安SIMと似ています。

nuroモバイルの主なオプション
  • データ前借り
    • 最大2GBまで 無料
  • 通話オプション
    • 割込通話 月額200円
    • 留守番電話プラス 月額300円
    • 転送電話 無料
    • ナンバーブロック 月額100円
  • 保証オプション
    • 端末補償 月額500円
  • セキュリティオプション
    • i-フィルター for マルチデバイス 月額330円~
  • サポートオプション
    • 訪問サポート 1回最大45分8,000円
    • 遠隔サポートレッスン 1回30分3,000円

nuroモバイルのオプションはとてもシンプルです。

人によっては物足りないこともあるかと思いますが、その分悩まずに外部のサービスを利用する判断がつきやすいかも知れませんね。

nuroモバイルのオプションで特筆すべきは、サポートオプションが基本的にすべて対人対応だということです。

nuroモバイルでは専門の実店鋪は持たないもののnuroモバイル専門のスタッフが訪問してくれる・通話で対応してくれるため、

格安SIM初心者の方はもちろんスマホの操作に自信が無い方でも安心して格安SIMを始められるのではないでしょうか。

『スタッフが操作してやってくれる』だけではなく『やり方を教えてくれる』ので、

今後は人に頼らずスマホや格安SIMを使いこなしていきたい方の力にもなってくれるはず!

これらのプランや特徴を踏まえると、nuroモバイルはこんな方におすすめです。

nuroモバイルがおすすめの人

  • ある程度自由にデータ量のやりくりを行いたい方
    • 最大2GB、翌月分の高速通信量を前借りできる
    • データ前借りは10MB以上なら1MB単位で調節可能
  • 充実した対人サポートが欲しい方
    • 電話1本で日時やサポート内容を決め、訪問してくれる(延長もOK)
    • オペレーターが遠隔操作でサポートしてくれる

nuroモバイルではソフトバンク回線以外にも『ドコモ回線』『au回線』を提供していますが、nuroモバイル内での回線変更には対応していないので要注意!

nuroモバイル内でMNP転出が行えないため、他社回線に切り替えたいときは別の格安SIMやキャリアに転出が必要です。

使った分だけ支払いたい方には『b-mobile s』

今の大手キャリアのスタンダードな通信プランといえば『大容量』か『使った分だけ』が定番ですが、

大手キャリアでも人気の使った分だけお支払いの従量制プランを格安SIMでも使うなら『b-mobile s』の990 JUST FIT SIMがおすすめです。

b-mobileは日本で最初に格安SIMのサービスを開始した超老舗格安SIMで、今でも根強い人気があります。

中でもb-mobile sの990 JUST FIT SIMはリーズナブルに音声通話つきの格安SIMが始められると話題のプランです。

ただしこちらのプランはiPhone限定となっており、Androidには対応していないので要注意!

990 JUST FIT SIMのプランや主なオプションの料金はこちらの通りです。

音声通話SIM
~1GB 月額 990円
~2GB 月額 1,190円
~3GB 月額 1,390円
~4GB 月額 1,590円
~5GB 月額 1,790円
~6GB 月額 1,990円
~7GB 月額 2,190円
~8GB 月額 2,390円
~9GB 月額 2,590円
~10GB 月額 2,790円
~11GB 月額 2,990円
~12GB 月額 3,190円
~13GB 月額 3,390円
~14GB 月額 3,590円
~15GB 月額 3,790円
~16GB 月額 3,990円
~17GB 月額 4,190円
~18GB 月額 4,390円
~19GB 月額 4,590円
~20GB 月額 4,790円
通話 10円/30秒 ※b-mobile電話アプリ使用の場合
5分かけ放題 月額 500円

対応通信量は『1GB~20GB』で、ライトユーザー~ヘビーユーザー向けの格安SIMです。

他社の格安SIMと大きく違うのはそのプランの仕組そのもの!

データ専用SIMが存在せず、すべてのプランにSMSと音声通話が付帯しています。

(b-mobileでは音声付き以外のプランも提供していますが、仕様やプランの名称が完全に異なるため今回は割愛します)

1GB月額990円をベースにして、以降通信量が1GB増えるごとに月額+200円の従量制プランを提供しており、

契約時に『○GB』と高速通信料の上限を設定する必要がありません。

また、5GB以上であれば1GB単位で高速通信にストップをかけられるので、

例えば『上限6GB』に設定しておけば6GB以降は通信制限がかかり料金も6GB分までしか発生しません。

まさに従量制と定額制のイイトコ取りのプランを提供しているのがb-mobile sというわけです。

ただし他社格安SIMのように追加データのシステムが存在しないため、毎月20GBを超える高速通信を行う方にはおすすめできません。

b-mobile sの主なオプション
  • 通話オプション
    • 留守番電話 月額0~300円
    • 転送電話 無料
    • 割込通話 月額200円
    • ナンバーブロック 月額100円
  • セキュリティオプション
    • i-フィルター for マルチデバイス 月額360円

b-mobile sにはオプションがほとんどなく、通話用のオプションや最低限のフィルタリングオプションがある程度です。

端末保証やセキュリティアプリなど、人によっては『必須!!』とも言えるオプションがないため、

必要なオプションはすべて外部のサービスを探して契約しなければいけません。

今どきはスマホや格安SIMの利用者に嬉しいサポート系のアプリや保証を提供しているサービスもたくさんあるので、

わかる方や調べる手間を惜しまない方にとっては大きな問題ではありませんが、

スマホ初心者さんや格安SIM初心者さん、スタッフによるサポートが必要な方などにとってはハードルが高い格安SIMになりそうです。

これらのプランや特徴を踏まえると、b-mobile sはこんな方におすすめです。

b-mobile sがおすすめの人

  • できるだけ安く音声通話SIMのソフトバンク回線を利用したい方
    • ソフトバンク回線の音声通話つきSIMが1,000円未満で契約可能
    • 従量制で1GB単位の料金を計算してもらえる
  • 従量制と定額制のいいとこ取りしたい方
    • 5GB以上なら1GB単位で高速通信に制限がかけられる
    • 設定上限未満でも使用量に応じた料金になる(例:6GB上限で3GB使用なら料金は3GB分)

b-mobile sではソフトバンク回線以外にも『ドコモ回線』を提供していますが、b-mobile s内での回線変更には未対応です。

同一サービス内でのMNP転出はできないので、ドコモ回線やau回線に切り替えたいときは別の格安SIMやキャリアに転出が必要なのでご注意ください。

ソフトバンク回線の格安SIM|格安SIMを選ぶ際に必ず押さえておきたい3つのポイント

続いては複数の格安SIMを比較する際に重要な格安SIMを選ぶ時に注目すべき3つのポイントをご紹介します。

ソフトバンク回線の格安SIMはそれぞれ個性的ではあるものの、

『まだイマイチ決め手に欠ける気がする…』『正直どこを見て判断すればいいのかわからなくなってきた』など、

迷ってしまった時にはこちらの3つのポイントを改めて考えてみてみましょう。

格安SIM選び 注目すべき3つのポイント
  • 自分の使いたいプラン(通信プラン・通話プラン・オプション)があるか
  • 通信速度の評判は良いか
  • どれくらいのサポートを求めるか

格安SIMで大きく差が出るのは以上の3つのポイントです。

それぞれどんな所に気をつけたら良いのか、詳しく解説していきますね。

自分の使いたいプランがあるか

最初のポイントは自分の使いたいプランがあるかどうかです。

とても基本的なことですが、できれば大きな妥協はせずに『自分にちょうどいいプラン』を探してみてください。

なぜなら自分の使いたいプランがないと上手に節約できないことがあり、

せっかく格安SIMに乗り換えたのに『まだ節約できる』なんて状況になってしまうことも。

自分に合うプラン探しのコツは普段のスマホの使い方を整理することです。

  • データプランはどれくらい必要?
    • 現在利用中の通信量はどれくらいか
    • 新規契約の場合は目安や目標を決める
    • データフリーになる格安SIMを検討中なら、データフリー対象サービスをどれくらい使っているかもわかるとなお良い
  • 通話はどれくらい行う?
    • LINEなどの無料コミュニケーションアプリは使用するか
    • 無料アプリをたくさん活用するなら通話料金はあまり気にしないという選択肢も有り
    • かけ放題が必要な通話を行うか
  • どんなオプションをつける?
    • 18歳未満のスマホにはフィルタリング必須!
    • 端末保証は必要か、必要なら提供があるか(持込端末も保証範囲か?)
    • 通話オプションにかかる料金も計算するとより正確に比較できる

大手キャリアと格安SIMのプラン・オプションで一番大きな違いは、格安SIMでは無制限かけ放題は当たり前ではないことです。

無制限かけ放題のオプションはごく限られた格安SIMでしか提供していないので、

無料コミュニケーションアプリの『通話』ではなく電話番号を使用した『電話』を頻繁あるいは長時間行う方は

かけ放題を重視した格安SIM選びをしないと『大手キャリアより高い!』と後悔してしまうかも知れません。

また、プランや通話で決めきれない場合にはオプションも要チェック。

実店舗を持たない事が多い格安SIMでは、端末保証やサポート系オプションが充実していると安心ですね。

通信速度の評判は良いか

『高画質な画像・動画の送受信』や『通話アプリ・ビデオ通話の利用』など、安定した高速通信が求められるスマホの使い方もメジャーですよね。

このような安定した通信速度を必要な通信を行う方は通信速度の評判も必見です。

『格安SIMは大手キャリアの通信速度に比べて遅い』というのは、格安SIMのサービス構造上仕方がないのですが、

そうは言ってもあまりにも遅いようでは困ってしまいますよね。

例えば以下のような口コミは実際に格安SIMユーザーから寄せられたものです。

  • 読み込みが遅すぎてWEBサイトが表示できない
  • 回線が混み合うタイミング(主に昼)に使うからいつも遅い
  • 短期間に大量通信を行ったら通信制限がかけられるなんて知らなかった(規約を見落とした)

…など

こういった不満を感じないためにも、格安SIMに契約する前にはプランだけでなく通信速度も注目しておきましょう。

通信速度は公式サイトなどの情報よりも、実際のユーザーの声が一番!

身近にお目当ての格安SIMユーザーがいれば相談しても良いですし、いなければTwitterなどで検索してみましょう。

ただし、普段からインターネット通信が少ない方やデータ量の少ない通信(メールやLINEトークのみなど)が中心の方は、

通信速度に関してはそれほど神経質にならなくても不満は感じづらいかも知れません。

どれくらいのサポートを求めるか

最後のポイントはサポートにどれくらいの対応力を求めるのかということ!

契約までに悩まない方や問題なく使用できているうちは頼ることのない『サポート』…

でも、いざという時に『どれくらい自分でできるか』『どれくらい頼れるか』の方向性や手段をチェックしておくことは大事ですよね。

『格安SIMは実店舗を持たない』というのは格安SIMが格安である理由のひとつですが、

その一方で格安SIMユーザーが自分自身で調べる・実行するというスキルが求められるという特徴があります。

初心者向けの格安SIMであればあるほどサポートが手厚い傾向にあり、電話サポートや対人サポートなど丁寧に対応してもらえます。

格安SIM初心者であっても『自力でヘルプが検索できる』『電話やメールで問い合わせる事に抵抗がない』という方であれば、

それほど手厚いサポートは必要ないケースも多いでしょう。

自分の性格や生活スタイルを考えて、どんなサポートが受けられるか程度は調べておいて損はありませんよ!

ソフトバンク回線の格安SIM|ソフトバンクからLINEモバイルへ乗り換える方法

数あるソフトバンク回線格安SIMの中でも、当サイトがおすすめするのは『LINEモバイル』です!

もちろんソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える方法はとっても簡単。

多くの場合は今使用中スマホをそのままLINEモバイルで使うことができる※ため、新しく端末を買わなくても大丈夫ですよ。

※詳しい対応端末はLINEモバイルの動作確認済み端末の一覧をご確認ください

比較的新しい端末であればSIMロック解除を行わなくてもLINEモバイルが利用できることもあります。

非対応の端末を利用中の場合は、LINEモバイルで販売中の端末をお得な価格でセット購入すれば面倒な初期設定もLINEモバイル側で行ってくれます。

格安SIM初心者さんには特におすすめのサービスなので、最初の操作に不安がある方はセット端末を購入してみてはいかがでしょうか。

それでは実際に乗り換える手順を図でご紹介しますね。

以上の全4ステップで簡単にLINEモバイルへの乗り換えが完了します。

全部まとめると大変に見えますが、ひとつひとつのやり方はとても簡単で待ち時間を除けば30分程度で完了してしまいます。

LINEモバイルで行う作業は手順書がついているので、自分のペースで確認しながら作業を進めていきましょう。

以下の記事では詳しい乗り換え方法をご紹介しているので、LINEモバイルへの乗り換えが不安な方はぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

『ソフトバンク回線の格安SIMは高額になりがち』という傾向にありますが、

よく探せばドコモ回線やau回線の格安SIMと同等程度の料金でプラン提供している格安SIMもあります。

プランやオプションなどから自分のスマホの使い方に合うサービスを探せば、よりお得感が実感できるはず!

1社だけでなくいくつかの格安SIMを比較して、ぜひ自分に合うソフトバンク回線の格安SIMを探してみてくださいね。